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ビルマ(ミャンマー)音楽の演奏会

ここ最近、東京にて東南アジア伝統音楽のコンサートをよく目にしますが、10月31日と11月1日にビルマ(ミャンマー)音楽の演奏会が予定されています。

 

北とぴあ国際音楽祭2009  神秘の国に誘われ ~ミャンマー伝統音楽の楽しみ~

 

アジア・躍動する音たち’09  神秘の国に誘われ ~ミャンマーの伝統と現代の音楽~

 

いずれも東京藝術大学で作曲を学んだビルマ人演奏家を中心としたコンサートです。

東南アジア大陸部として文化形成の過程に関わりが深いことから、ビルマやカンボジアの伝統楽器はタイの伝統楽器とたいへんよく似ています。

ビルマというとまず「ビルマの竪琴」(サン・ガウ)が想い起こされますが、今回のコンサートでは、サン・ガウの他にパットワイン(音程の違う太鼓を円形に並べた楽器、タイのプン・マン・コーク)、ネイ(リード楽器、タイのピー)など、ビルマの代表的な楽器が登場します。

日本国内ではめったに聴くことのできない貴重なコンサートになりそうです。

アジア オーケストラウィーク2009 聴いてきました。

先日ご紹介しました「アジア オーケストラウィーク2009」(東京オペラシティ コンサートホール)の初日、タイ・フィルハーモニック管弦楽団の演奏を聴いてきました。

 

冒頭は、本日最も期待のラナート演奏です。開場後にはすでにステージ上にラナートがセッティングされており、普通のコンサートとは一種異なる雰囲気を醸しています。

このラナート、タイ舞踊の伴奏等で用いるラーン・トン(金ピカの装飾楽器)ではなく完全なコンサート用楽器ですが、木目がたいへん美しく見るからに高価な楽器です。(ウン十万バーツ級?)

曲はソロ・ラナートとオーケストラ伴奏の「マー・ヨーン」です。ラナートのパロン・ユエンヨンは、このようなコンサートのステージにはあまり慣れていない様子で着席。演奏開始直後はやや緊張が見られましたがすぐにペースに乗り、その後はこれでもかこれでもかと繰り出す超絶技巧の連続。ただただ唖然とするばかりです。演奏の中にはちょっときわどいところもありましたが、それがほとんど帳消しになってしまうような演奏です。マイケン(マレットの種類名)が放つ華やかな音は1600席のホール全体に鳴り響き、オーケストラのトゥッティ(全奏)にも決して引けをとらない音量でした。

パロン・ユエンヨンはたいへん朴訥とした風情の青年ですが、彼の演奏前後のぎこちない所作と、それとはまったく別人のような華麗な演奏とのギャップが印象的でもありました。

 

2曲目はタイのチェロ奏者タパリン・チャロンソックのコンチェルトです。音量に乏しく、やや迫力に欠く演奏でしたが、こじんまりと丁寧にまとめたといった感じです。

 

 

さて、オーケストラ自体ですが、”助っ人”が2~3割程度入っており、外国人を上手に使いこなすタイの伝統(?)といったところでしょうか。パートによっては今後の精進を願わずにはいられないところですが、全体的にはそこそこのレベルにあるものと感じます。また、今回の海外公演に対しては相当な思いがあったのか、特にメインのシンフォニーでは、強い熱意が伝わってくる好演奏でした。

 

しかし、とにかくラナート演奏はすごかった。タイ音楽の歴史の中で、ラナートの演奏技術がいかに発展したかを見せつけられるものでした。このようなラナートを今後も聴いてみたいものです。

アジア オーケストラウィーク2009(ラナート演奏が聴けます)

文化庁が主催する「アジア オーケストラウィーク2009」に、タイ・フィルハーモニック管弦楽団が登場。ラナートの演奏が聴けます。

毎年、アジア各国のオーケストラを招へいし、各国の特色を生かした興味深いプログラムで公演を行っていますが、第8回目の今年はタイ・フィルハーモニック管弦楽団が登場します。

プログラムの冒頭は、新進気鋭のラナート奏者によるタイ古謡「マー・ヨーン(歩む馬)」

(ラナートソロによる「マー・ヨーン」のCDはこちら:ディヨウ・ラナート・マー・ヨーン

おそらくオーケストラをバックにしたラナートのソロ演奏になると思いますが、日本国内でラナートの本格的な演奏を聴くことができる貴重な機会かと思います。

2曲目は、タイのソリストによるチェロコンチェルト、メインはチャイコフスキーの交響曲といったスタンダードなプログラムです。

○詳しくはこちら

アジア オーケストラ ウィーク 2009 アジアの音楽家たちが、いま熱い。

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