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東南アジア伝統音楽 Archive

東京・タイロイカトン際2010

一昨年に、港区台場で開催された「東京・タイロイカトン際」についてお伝えしましたが、先日8月7、8日に日比谷公園で開催された「東京・タイロイカトン際2010」に2年ぶりに行ってきました。

例年、初秋に東京・台場で開催されていましたが、どのような理由かわかりませんが本年度は8月に開催となりました。メインステージで、タイ古典舞踊、ムエタイ、ミスコンなどが催され、会場各所では、タイの物産、タイ飯店などの出店が並びました。

          メインステージ

 

  

          会場内の出店                             セラドン焼

  

ソープカービングの体験と販売コーナー(けっこうなお値段です。)    フルーツカービングの体験コーナー

   バンコクの露店でおなじみのカエルの木彫り

タイ古典舞踊ですが、北部から南部までの地方色豊かな踊りを披露してくれました。先日のインドネシアのアグレッシブな踊りとまったく対照的な、マッタリ系の踊りです。

  

  

  

 

  

恒例のカトンパレードと灯篭流しです。

  

今年のタイ伝統楽器演奏は、在京タイ大使館の方々によるクルアン・サーイ(弦楽器合奏)で、数曲演奏されました。このグループは、今後も様々なイベントでタイ伝統楽器の演奏活動を続けていくとのことです。

  

  

ところで、この演奏の合間に、在京タイ大使館が目黒から九段下に移転したとのアナウンスがありました。以前の大使館には、ずいぶん昔に就労ビザの申請で行ったことがあります。その頃のことはほとんど覚えていませんが、うっすらと記憶にあるのは、タイ大使館のもつちょっと独特な異国の雰囲気です。今にして思えば、タイの雰囲気に触れた初めての経験でした。(その後、その雰囲気にどっぷりとつかるのですが。)

インドネシア・フェスティバル2010

最近、東京において東南アジア各国のフェスティバルがよく開催されています。タイの関係では、タイ・フェスティバルやロイカトン祭りが有名です。

7月10・11日に、代々木公園イベント広場にて「インドネシア・フェスティバル2010」が開催されたので、立ち寄ってきました。

 インドネシア・フェスティバル2010は、「多様なインドネシア文化の紹介・インドネシアとの交流を深めるとともに、代々木公園という立地の良さを最大限生かした集客イベント」と銘打ったイベントです。

 

フェスティバルの期間中、メインステージでは、インドネシア伝統舞踊や音楽のプログラムが組まれ、会場内では、フードコート、マーケット、NPO/NGOの出店がありました。

7月11日の午前中のステージです。スンダ地方のパーカッショングループ、Rampak GendangとI-Kreasindoの共演です。

伝統舞踊のBGMは、インドネシアの伝統楽器です。二弦の胡弓は「ルバブ」、左手の太鼓は「クンダン」、手前の鉄琴が「サロン」、いずれもガムランの楽器群です。

インドネシア伝統楽器によるコンテンポラリーの演奏です。

 

マーケット・エリアでは、色々な民芸品が展示・販売されています。これは、インドネシア伝統芸能のひとつ、「ワヤン」(影絵芝居)の人形です。

 

デワンダル・ダンス・カンパニーによるジャワ舞踊。

昼近くになり、フードコートには長い列ができています。ナシゴレン(タイで言うところのカオ・パット・カイ・ダーウ)をいただいて会場を後にしました。

ところで、今年の「東京・タイロイカトン祭り2010」ですが、8月7日(土)~8月8日(日)に日比谷公園で予定されているようです。ロイカトンでなぜ8月、という気もしますが、例年通りのイベントが予定されているようですので、のぞいてみてはいかがでしょうか。

東京・タイロイカトン祭り2010

ビルマ(ミャンマー)音楽の演奏会 ― 聴いてきました。

 先日ご紹介したビルマ(ミャンマー)音楽の演奏会を聴いてきました。

神秘の国に誘われ~ミャンマー伝統音楽の楽しみ~

10月31日 北とぴあつつじホール

 

演目は、ミャンマー伝統音楽の代表的な合奏形式であるサイン・ワイン合奏、サウンガウクの演奏、オージー(太鼓)の演奏に、踊りを交えたものです。

舞台の緞帳が上がると、サイン・ワイン合奏のセットが現れました。パンフレットの写真そのものの金ピカのついたてに囲まれたセットに、まず驚かされました。

サインワイン合奏と踊り

サインワイン合奏と踊り

 サイン・ワイン合奏は、打楽器合奏に管楽器を加えた形態で、タイのピーパート合奏に該当するものと思います。

 向かって左側にゴング系旋律打楽器(タイのコンウォン)とネイ(タイのピー)、右側にリズム系打楽器、真ん中にパッ・ワイン(音程を持った太鼓を並べた旋律打楽器、タイでピーパート・モーン合奏に使われるプーン・マーン・コークに相当)で構成されます。

パッワインがピーパート合奏のラナートエクの役割となり、パッワイン奏者がコンサートマスターとして合奏の取り仕切りをします。合奏の音自体はラナートがパッワインに入れ替わったイメージで、パッワインの音が全体を特徴づけているように感じます。

音律は、タイのピーパートほどのクセはなく、西洋風のあっさりしたものでした。

サウンガウクの演奏

サウンガウクの演奏

 サウンガウクは、いわゆる”ビルマの竪琴”として知られている楽器ですが、その音、音楽を知る日本人は、そう多くないでしょう。音量が非常に小さい上に響きが短く、ドライな感じで、ぽつぽつと雨だれのように聴こえる音です。元々宮廷で演奏されていた楽器ということですが、家庭内で演奏するにもよさそうな楽器です。

写真のサウンガウク演奏者、スー・ザー・ザー・テー・イーさんは、現在、東京藝術大学で音楽学を学ぶ留学生です。

サインワイン合奏と踊り

サインワイン合奏と踊り

本日のこの企画、合奏演奏、ソロ演奏、歌、踊り、操り人形など、盛りたくさんの演目に解説が加わり、2時間目いっぱいの充実した企画でした。ミャンマーの伝統音楽を日本で聴くというのは、たいへん貴重なものです。以前、2ヶ月ほどミャンマーに赴任したことがありますが、ミャンマー国内でも伝統音楽に触れる機会はなかなかないと思います。

翌日11月1日には、多少プログラムを変えたコンサートが東京藝術大学で行われています。

ビルマ(ミャンマー)音楽の演奏会

ここ最近、東京にて東南アジア伝統音楽のコンサートをよく目にしますが、10月31日と11月1日にビルマ(ミャンマー)音楽の演奏会が予定されています。

 

北とぴあ国際音楽祭2009  神秘の国に誘われ ~ミャンマー伝統音楽の楽しみ~

 

アジア・躍動する音たち’09  神秘の国に誘われ ~ミャンマーの伝統と現代の音楽~

 

いずれも東京藝術大学で作曲を学んだビルマ人演奏家を中心としたコンサートです。

東南アジア大陸部として文化形成の過程に関わりが深いことから、ビルマやカンボジアの伝統楽器はタイの伝統楽器とたいへんよく似ています。

ビルマというとまず「ビルマの竪琴」(サン・ガウ)が想い起こされますが、今回のコンサートでは、サン・ガウの他にパットワイン(音程の違う太鼓を円形に並べた楽器、タイのプン・マン・コーク)、ネイ(リード楽器、タイのピー)など、ビルマの代表的な楽器が登場します。

日本国内ではめったに聴くことのできない貴重なコンサートになりそうです。

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