Home > コンサート情報 | 東南アジア伝統音楽 > ビルマ(ミャンマー)音楽の演奏会 ― 聴いてきました。

ビルマ(ミャンマー)音楽の演奏会 ― 聴いてきました。

 先日ご紹介したビルマ(ミャンマー)音楽の演奏会を聴いてきました。

神秘の国に誘われ~ミャンマー伝統音楽の楽しみ~

10月31日 北とぴあつつじホール

 

演目は、ミャンマー伝統音楽の代表的な合奏形式であるサイン・ワイン合奏、サウンガウクの演奏、オージー(太鼓)の演奏に、踊りを交えたものです。

舞台の緞帳が上がると、サイン・ワイン合奏のセットが現れました。パンフレットの写真そのものの金ピカのついたてに囲まれたセットに、まず驚かされました。

サインワイン合奏と踊り

サインワイン合奏と踊り

 サイン・ワイン合奏は、打楽器合奏に管楽器を加えた形態で、タイのピーパート合奏に該当するものと思います。

 向かって左側にゴング系旋律打楽器(タイのコンウォン)とネイ(タイのピー)、右側にリズム系打楽器、真ん中にパッ・ワイン(音程を持った太鼓を並べた旋律打楽器、タイでピーパート・モーン合奏に使われるプーン・マーン・コークに相当)で構成されます。

パッワインがピーパート合奏のラナートエクの役割となり、パッワイン奏者がコンサートマスターとして合奏の取り仕切りをします。合奏の音自体はラナートがパッワインに入れ替わったイメージで、パッワインの音が全体を特徴づけているように感じます。

音律は、タイのピーパートほどのクセはなく、西洋風のあっさりしたものでした。

サウンガウクの演奏

サウンガウクの演奏

 サウンガウクは、いわゆる”ビルマの竪琴”として知られている楽器ですが、その音、音楽を知る日本人は、そう多くないでしょう。音量が非常に小さい上に響きが短く、ドライな感じで、ぽつぽつと雨だれのように聴こえる音です。元々宮廷で演奏されていた楽器ということですが、家庭内で演奏するにもよさそうな楽器です。

写真のサウンガウク演奏者、スー・ザー・ザー・テー・イーさんは、現在、東京藝術大学で音楽学を学ぶ留学生です。

サインワイン合奏と踊り

サインワイン合奏と踊り

本日のこの企画、合奏演奏、ソロ演奏、歌、踊り、操り人形など、盛りたくさんの演目に解説が加わり、2時間目いっぱいの充実した企画でした。ミャンマーの伝統音楽を日本で聴くというのは、たいへん貴重なものです。以前、2ヶ月ほどミャンマーに赴任したことがありますが、ミャンマー国内でも伝統音楽に触れる機会はなかなかないと思います。

翌日11月1日には、多少プログラムを変えたコンサートが東京藝術大学で行われています。

Comments:0

Comment Form
Remember personal info

Trackbacks:0

Trackback URL for this entry
http://www.kruang-dontri.com/cp-bin/wordpress/wp-trackback.php?p=690
Listed below are links to weblogs that reference
ビルマ(ミャンマー)音楽の演奏会 ― 聴いてきました。 from クルアン・ドントリー 営業通信

Home > コンサート情報 | 東南アジア伝統音楽 > ビルマ(ミャンマー)音楽の演奏会 ― 聴いてきました。

Search
Feeds
Meta

Return to page top