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オートーコー市場

楽器の関係でタイを訪問するときには、一般には観光客の目に触れることのないスポットに、現地の方に案内いただく機会があります。昨年末のタイ出張では、バンコク郊外の「オートーコー市場」へ案内していただきました。つい先日、NHKハイビジョン放送でも取り上げられていて思い出しましたので、ここでもご紹介したいと思います。

バンコクを含め、タイ国内には無数の市場が存在します。外国人にとっては手軽にエスニック気分を味わえることから、観光地と化している市場も多くありますが、当然ながらそのような市場は極々一部のもので、多くは地元の人たちの生活に根差したものや商業活動に関わるものです。

現地の方の商用に同行して訪れたのが、バンコクの北に位置する「オートーコー市場」です。ネット上ではかなり見受けられ、現地在住の日本人にはそこそこ知られているようですが、観光目的には無名といってよい市場です。それほど不便なところにあるわけではなく、意外にもウィークエンドマーケット(モーチット)の道路向かいという位置にあります。

オートーコー市場

オートーコー市場

 

農産物がメインの市場ですが、品質の高い高級食材を中心に扱っているのが、この市場の最大の特徴です。

タイの市場(タラート)というと、人のすれ違いもままならない狭い通路、雑然とした空間、喧騒が想像されますが、ここオートーコー市場は、ご覧のとおりのゆったりスペースでたいへん整然とした売り場です。
市場の内部

市場の内部

 

山積みのくだもの

見るからに高級そうなフルーツの山

 

 市場のバルク売りには、「安い」という感覚がありますが、ここの食材は他の市場よりも値段帯がかなり上です。贈答用と思われる化粧箱入りのフルーツも並んでいて、”デパ地下”をイメージさせる市場です。

 

野菜コーナー

野菜コーナー

 

海産物コーナー

海産物コーナー

海産物コーナー

海産物コーナー

遠くから見ても質のよさそうに見える食材ばかり並んでいます。ご案内いただいた現地の方は、カニの買付けで値段交渉をしていました。

軍の幹部がヘリコプターで乗りつけて買い出しをしていくというオートーコー市場ですが、NHKハイビジョンで先日放映されたタイの米作の特集で、ここのコメ売り場のコメが紹介されていました。

米コーナー

米コーナー

興味をそそる五色米です。

種類が豊富なコメ売り場です。

確かにここのコメ売り場は種類がたいへん豊富で、白米のほかに茶や赤などのコメがあり、コメを主食とする我々にとっても、とても興味深いところです。複数の種類のコメを混合した「三色米」、「五色米」も販売していますが、もちろん日本のコメとは違い、どれも長粒米です。

キロ80バーツの米

この赤米は、ほかのコメの倍の値段です。

買ってきた五色米です。
買ってきた五色米、1kg50バーツです。

どのような味がするのか興味津津で、試しに五色米を買ってみることにしました。購入後、地元の奥様方に話しをうかがったところ、薬膳のようなものとのこと。帰国後、グリーンカレー、レッドカレーとともにいただきましたが、香りはタイ米そのもの、味、食感は玄米といったところです。

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